糖質制限 キャベツ

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糖質制限  『キャベツ』

ほうれんそうなどの葉物と比べると糖質量が多いので敬遠されがちなキャベツ。
でも、手に入りやすく料理のレパートリーが広いキャベツは食卓に欠かせませんよね。
糖質制限におけるキャベツのポジションを探ります。

 

■糖質量は少し高め
生のキャベツ100g中の糖質は3.4g、ゆでた状態なら2.6g。
低糖質な野菜の代表ほうれんそうが100g中の糖質0.3〜0.4gだったことを考えると
キャベツの糖質が高めと言われている理由が分かります。
キャベツの種類に「グリーンボール」がありますが、グリーンボール100g中なら糖質は2.7g。

 

もし普通のキャベツとグリーンボールが買える状態であれば
グリーンボールを選ぶ方が低糖質には良いですね。

 

■春キャベツと冬キャベツ…そして、スイートキャベツ?
春キャベツは甘くて柔らかくておいしい♪…っということは
冬キャベツよりも糖質が高いのでしょうか?
残念ながら、「春キャベツ」と「キャベツ」の区別は無いので厳密には分かりません。

 

ただ、「糖度が高い」と書いてある商品があれば
それは普通のものよりも糖質が高めだと思って良いでしょう。
その名の通り「スイートキャベツ」は糖度が高いキャベツだそうです。
とってもおいしいそうですが、食べるなら少量が良いかもしれませんね。

 

■キャベツの栄養成分
ビタミンCが豊富なキャベツ。
生の状態なら100g中に41g含まれますが、茹でると17gに減ってしまいます。
他の野菜なら、量をたくさん食べるためにさっと茹でてカサを減らす手もありますが
キャベツに限っては生の方が良いかもしれません。

 

何故なら、糖質が高めなので、量は多く食べたくないからです。
生の状態でしっかり噛んで満腹の量は最大で150gくらいではないでしょうか?
ちなみに、私がよくランチ用に買うコンビニのカットキャベツは1袋120gです。
これで十分おなかがいっぱいになります。

 

対して、ポトフなどの煮込みキャベツを作る際は1/4玉(約250g)は使うので
茹でるといかに食べやすくなるかが分かります。

 

キャベツで特筆すべきもう一つの栄養成分といえば、キャベジン=ビタミンUが有名ですね。
ビタミンUは潰瘍予防効果があり、胃薬の成分としても知られています。
飲み過ぎや食べ過ぎで荒れた胃の粘膜を修復してくれるので
宴会のお通しにキャベツが出るのは理にかなっていると言えますね。

 

■キャベツの食べ方
キャベツは生で、できればメイン食材の前に、よく噛んで食べるのが良いと思います。
私はコンビニのカットキャベツの袋をそのまま、ドレッシング無しで食べるようにしています。

 

キャベツだけの味がツライ時もあるので、チーズの小さなカケラ1口に対し
キャベツたっぷり3口くらいの割合で食べ、キャベツの残りが半分切ったくらいにメインを食べ始めます。
とはいえ、メインも低糖質なブランパンだったり、高野豆腐だったりするので
最初にメインを食べても体に負担は少ないはずですが、
メインがガッツリステーキなどの場合は、胃もたれ防止にキャベツがあった方が良いでしょう。

 

でも今回は、メインに添えるものではなく、朝ご飯の一品としても活躍する簡単レシピをご紹介します。

キャベツ巻きベーコンエッグ

---材料---
・キャベツ 1枚
・卵 1個
・べーコン 1枚

---作り方---
1. 卵を耐熱容器に割り入れほぐします
2. ベーコンを一口サイズにカットして1にいれます
3. 2をレンジで40秒くらいチンして混ぜ、スクランブルエッグにする。※固まり具合によって加熱時間は調整してください
4. キャベツで巻きながら食べましょう♪

 

---ポイント---
ベーコンの塩気で味付けは大丈夫だと思いますが
足りない方はマヨネーズなどで調整してください。
キャベツもちぎってスクランブルエッグの中に入れても良いですが
大きく外側に巻いてあったほうが噛む回数も増えて、食べる量が多く見える気がします。

 

■キャベツは糖質に見合った栄養価のある食材

 

糖質制限をしているとつい糖質量ばかりに目が行きますが
栄養と糖質のバランスが見合っていれば、受け入れて良い食材もあるはずです。
私にとってキャベツは、手に入りやすいという大きなメリットもありつつ
栄養も有用なので、高めの糖質でも利用したいと考える食材です。
あなたの糖質制限でも、自分が納得できる受け入れ基準を決めておけば
食材の選択がラクにできるはずですよ♪

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